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執筆者の写真株式会社KAI

外壁塗装の見積もりを出すときに気をつけたいポイント




外壁塗装は住宅の美観を保ち、建物を守るための重要なメンテナンス作業ですが、費用は決して安くはありません。そのため、見積もりをしっかり確認し、信頼できる業者を選ぶことが大切です。この記事では、外壁塗装の見積もりに関するポイントや注意点について詳しく解説します。



1. 外壁塗装の見積もりを依頼する前に確認すべきこと

外壁塗装の見積もりを依頼する前に、自分の家の状態や予算、希望する塗料などをある程度把握しておくと、スムーズに話が進みます。

  • 建物の状態:外壁のひび割れやカビ、汚れの具合を確認しましょう。これによって、必要な補修や塗装の範囲が決まります。

  • 塗料の種類:塗料には耐久性や防水性、色合いなどさまざまな特性があり、選ぶ塗料によって費用も変わります。

  • 予算感:外壁塗装は工事内容や使う塗料によって数十万円から百万円を超えることもあります。自分の予算感を事前に考えておきましょう。




2. 見積もりで確認すべき主な項目

外壁塗装の見積もりには、いくつかの重要な項目があります。これらを確認することで、適正価格かどうか、追加費用がかかるかなどを把握することができます。

塗装面積と単価

外壁塗装の費用は、塗装する面積(㎡)と塗料の単価によって大きく左右されます。一般的に、坪単価で計算されることが多いですが、正確な面積を測定し、その面積に基づいて単価を確認することが重要です。

塗料の種類と費用

塗料にはアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素など、さまざまな種類があります。耐久年数や防汚性などに違いがあり、高耐久の塗料は当然ながら価格も高くなります。見積もりでは、塗料の種類とその価格が適正かを確認しましょう。

下地処理の内容

外壁塗装の品質に大きな影響を与えるのが「下地処理」です。ひび割れや剥がれがある場合、これを補修する工程が必要です。下地処理がしっかり行われていないと、塗装がすぐに剥がれたり劣化したりします。見積もりにはこの下地処理費用が含まれているかを確認しましょう。

足場設置費用

塗装工事には足場を設置する必要があります。これは安全に作業を進めるための重要な工程で、費用は数万円から十数万円かかることがあります。見積もりに足場費用が適切に計上されているか確認しましょう。

工事期間

外壁塗装の工事には通常、1~2週間程度かかりますが、天候や建物の状態によってはそれ以上かかることもあります。見積もりの中に工事期間の記載があり、スケジュールが無理のないものか確認しましょう。

保証内容

塗装業者によっては、数年から10年以上の保証をつけていることがあります。見積もりに保証内容が明記されているか確認し、保証期間や対象範囲も理解しておくことが大切です。



3. 複数社からの見積もりを比較する理由

一つの業者からだけ見積もりを取るのではなく、複数の業者から見積もりを取り、比較することが重要です。なぜなら、業者によって価格や提案内容が大きく異なる場合があるからです。

  • 価格の違い:同じ塗料を使っていても、業者によっては価格が大きく異なることがあります。これは作業内容や利益率の違いなどによるものですが、あまりに安い場合は品質に問題がないか慎重に確認する必要があります。

  • 提案内容の違い:業者によっては、単に塗装するだけでなく、外壁の素材に応じた最適な提案や、長期的なメンテナンスプランを提供してくれるところもあります。

複数の見積もりを比較することで、信頼できる業者を選ぶ材料になります。




4. 見積もりで気をつけたいトラブル防止策

外壁塗装工事では、見積もりや契約後にトラブルが発生することもあります。以下の点に注意することで、トラブルを未然に防ぐことができます。

  • 不明瞭な追加費用に注意:最初の見積もりにすべての費用が含まれているか確認しましょう。後から「予想以上に手間がかかった」「材料が足りなかった」などの理由で追加料金を請求されるケースもあるため、事前に確認が大切です。

  • 契約前に詳細を確認:見積もりをもらった後、契約前に再度見積もりの内容について詳しく説明を受けましょう。不明点や納得できない部分があれば、遠慮せず質問することが重要です。




まとめ

外壁塗装の見積もりは、工事のクオリティやコストに直結する重要なステップです。適正価格で品質の高い工事を受けるためには、複数の業者から見積もりを取り、しっかりと内容を比較・確認することが大切です。また、見積もりの中で不明瞭な点があれば、遠慮せずに質問し、納得した上で業者を選ぶようにしましょう。

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